新しい田んぼと麦づくり

9月まで稲作をしていた田を急遽借りることになり、1反分の麦を作ることに
なったわけですが、何回か書いている通り大変な事になっています。
 
田だった所をトラクターで耕耘し、ウネを立てたところで80mmというこの季節
にはない大雨でとても入れない状況になり、10日ほど待って麦作りを再開したのですが、
耕耘したてのふかふかの土はた〜っぷりと水を吸っているので、容易に歩けない・・・
 
田からの転作を甘く見ていた自分の責任ですね。しかし80mmの雨はきつい。
 
とまあ1年目の時を思い出させる作業の連続なわけです。が 
それでも3年目は容易にはめげません。なんとかなることがわかっているからですね。
(頑張れば、だけどね。)
 
そもそも自分は畑の何たるかをまったくしらずに始めて、野菜づくりというよりも、常に
畑作りをして3年目にしてようやくスタートラインに立ったようなやり方でやってきているので、
野菜づくりってそこの畑と作りたい野菜に合わせて、変えていくもの と考えています。
 
とはいえ、無理やりどうにかしようとしてもダメなので、そのときの土質とか野菜の特性にあわせて
あーじゃないこーじゃないと試行錯誤をします。
といってもそう簡単に上手くいかないので、とにかく観察といろんな作業をしてみて、その結果を
整理して、どうにかしてウィークポイントをなくしていくようにしていきます。
 
基本はそこに育つ野菜が元気に育つか、それに尽きます。元気でいられるような環境づくりを
しようと心がけます。
 
だから今やっている麦づくり、大変なのはしょうがないのかな? 田だしね。 ウィークポイントも
分からないし、そりゃあもう作ってみるしかない だね。
「適地適作」 ごもっともな言葉だけど、そんな4文字で言い表せるほど畑は浅くないっす。
 
そうでなくても、それなりの物ができるから野菜づくりは面白いんだよね。
野菜たちは正直 だから毎日せっせと体を動かし、頭使って頑張ります。
そしてこれからも、自分たちは野菜に沿って生きていきます。
 
大変なんだけど、いい勉強させてもらってます。
「そこの3年目、いい気になってんじゃねえぞ!」