メインの肥料について

ここ山口では大分稲刈りが進み、周りはおおかた終わっています。
今残っているのは、遅い収穫の米なのでしょう。(多分)
 
うちでは、この時期たくさんいただくものがあります。

米ぬか、もみがら、稲わら です。
 
近所の農事組合長さんからたくさんいただきます。
 
うちでは、肥料としてこの米ぬかを大量に使っています。耕した場合は中に入れ、
耕さない場合は、うねのうえにたくさん載せます。(そして、もみがらをその上に載せます)

その他に、同じぐらい鶏ふんを使います。使い方は米ぬかと同じです。
ただしこちらは、米ぬかに比べて効きが早いので、適時行う追肥むきです。
 
以上2つはもちろん化学肥料ではありませんが、胸を張って素晴らしい肥料かというと
微妙な点もあります。
 
米ぬかは、慣行農法のものなので、当然残量農薬が微量だと思いますが、あると思います。
調べると、ぬかには蓄積しやすいらしいです。
 
鶏ふんは、JAで地元産の安いものを買っていますが(15Kg、88円)、当然どんな飼料を食べているか、
どんな薬を使っているか、不明です。
牛糞ほどではないと思いますが、未消化の飼料も含まれているかもしれません。
 
ではなぜこの肥料を使うかといえば、とても安いからです。JASの認定のある肥料はたくさんありますが、
結構高価です。当然、価格は野菜に乗っかってきます。
 
自分の考えとしては
・肥料など、資材にかかる経費は極力安くしたい
・野菜は高くしたくない
・安全なもの(どういった物なのかすべてわかるもの)を使いたい
というものがあります。どれも普通のことです。
  
しかし、これら3つを すべて クリアする方法は普通ではありません。大変です。
 
1年目の今は、無農薬・無化学肥料でやりつつ、野菜は安く提供することを1番と考えやってくことにしています。