夏まきの新たね 間に合いました


 
夏まきのものはもう計画立てているんですが、いろいろ考えて、大根とカブの
種類を増やすことにしました。
どうするか考えて固定種でやってみることに。
4年目になり、ようやく固定種が少しづつ作れるようになったので、以前からやりたかった
大根・カブにチャレンジということです。F1のものに少し混ぜて試しづくりします。
 
大蔵大根、大野紅かぶ、聖護院大かぶ の3つ。
 
種は野口種苗です。いつも思うけど、ここの種袋はいいです。
たねっていいなあ〜って思います。なんか物語というか歴史があるというか、固定種の種には
惹かれるものがあります。惹かれるけど容易に手を出すと火傷します。
固定種作る際には頑張って作りましょう。当たり前ですがF1のほうが作りやすいです。(基本的に)
 
↓これ読んだらなんか作りたくなるでしょ! そこそこ出来て美味しかったら種どりしようと思います。
 
大蔵大根
特徴:根長六〇cm、根径一〇cm以上の総太り型白大根。ウイルスに強く、晩生でス入り少なく、
 肉質ち密で非常においしい。根の半分ほどが地上に出るので、耕土の浅い所でも栽培できる。
用途:おでんなどの煮物にしてとてもおいしい。漬物にしても柔らかく歯切れよいので、べったら漬
 などの高級漬物に最適。早まきして太くなり過ぎた時は、二つ割りして干すと早く干し上がる。
来歴:明治初期、東京都世田谷区大蔵の石井泰治郎が、練馬大根系の秋づまり大根と代々木の源内大根の
 自然交雑種を改良し、選抜固定した。
  
大野紅かぶ
特徴:濃紅色で扁球形の赤カブ。葉柄も赤くなる。直径一〇cmぐらい。和種系品種で、
 生育が比較的早く、肉質ち密で甘味に富み、特有の香気がある
用途:浅漬、ぬか漬など主として漬物用だが、煮食にも用いられる。函館市などでは加工業者
 によって千枚漬に加工され、名産品として販売されているという。
来歴:北海道亀田郡大野町を中心に道南一帯を主生産地とする。
 関西地方の赤カブの種が北前船でもたらされ、江戸時代から栽培。
 
聖護院大かぶ
特徴:根径一五〜二〇センチ、重さ一〜一、五キロ、大きいものでは四〜五キロにもなる
 日本最大の晩生カブ。ス入りが遅く、肉質柔軟で煮崩れしにくい
 現在主に使われている交配種の「早生大かぶ」より圧倒的に品質が良い。
用途:大きさを生かし、厚さ四ミリ前後に薄切りし、昆布と交互に漬けたものが京都名物の千枚漬
 かぶら蒸しや煮物にも用いられる。
来歴:江戸時代中期の享保年間(1716)に聖護院の伊勢屋利八が近江カブから改良したという。
 千枚漬けの製造は天保年間(1830)から。