にがりと菌のちからで

昨日から雨です。今日の午後までと思っていたら、朝やんで午前中ぱらっと降って
終わりました。しっかりと降る予報だったから、かなりほっとしました。
ここ最近雨が多いので、ちょっと少なくなる方向でお願いします。
 
さて今年から本格的に始めたにがりの葉面散布。当初は育苗の苗、セル苗に限って
2日に一度のはずでしたが、段々と習慣づいてきてほぼ毎日ささっとあげるように
なりました。
 
それに加えて、母も参戦してくれたので、ハウスの作物にはかけるようになりました。
これは予想外でかなりいいことです。やればできるもんだ。
 
さらにさらににがりの散布にあわせて、米ぬかの乳酸菌発酵液を100倍くらいで混ぜること
してみました。これは3月からです。
4年目のハウスが非常に楽しみです。これまでも病気にかかることは稀でしたが、より健康に
育ってくれるんじゃないかと期待大です。今後は、ズッキーニ、トマト、インゲン、キュウリ
にじゃんじゃん撒く予定。
 
さて米ぬかの乳酸菌発酵液とはなんぞや? って思うと思うのですが、
これは米のとぎ汁に砂糖と塩を加えて、日光に当てつつ、発酵を促し、光に強い
乳酸菌・光合成細菌を培養させたものです。
村田さんも作っているんで、参考に こちら
要は米のとぎ汁2Lに対して、黒砂糖60g、天然塩20gをいれて置いとけ、ってことです。
 
うちはもちろん村田さんの無農薬のお米をのを使っているんですが、めちゃくちゃ良い香りがします。
部屋の消臭スプレー、犬のにおい取りなど、に多用していたんですが、母が気に入り、どうしても
野菜に撒きたいということで撒き始めました。
スナップエンドウにとても良い効果を見せてくれたので、きっとすぐれもんです。
 
農業では菌体を撒くことは一般的で、作るのも一般的(ではないかな?)なんですが、
基本的にドライイーストを使うことが多いです。
それから売っているもの(EMとか)は高価な上、何をどう培養したのかよくわからないんです。
そもそも目に見えない菌を何者かわからず、撒くのはどうも気が引けてたんですが、
これなら、村田さんのお米に着いた菌を日に当てて培養した訳だから、単純にして
納得しやすい。(強く、畑にまいても死滅しない菌がいいってことです)
読むからに撒いてて気持ちがよさそうでしょ。
 
(そうそう竹チップを多用するのも山の菌を畑に持ち込む意味もあるんです。)
 
家庭菜園でだってきっと良いと思うよ。大事なことは虫など目に見える害ではなくて、
どうしたらその作物が元気で成長してくれるかだから、その周りの環境が大きく影響する
と思います。それを整えてくれるのは、目に見えないような微生物とか菌で、彼らがすげえ働いて
くれていると自分は思うのね。
つまり人間も作物もバランスじゃない? ってことで
 
気になる方はいつでもご連絡くださいね。