自然エネルギー増は原発廃止には繋がらない (山田征さんとのお話から3)

1,2と来て、3です。一応最後のつもりです。
 
1,2とお話をして、でも自然エネルギーを広めていけば、おのずと原発
いらなくなるんじゃないでしょうか、と質問しました。
 
どうして自然エネルギーにこだわるのか・・・
それはやはり原子力発電の代替エネルギーになれるからという思いがあるからです。
もちろんそれ以外にもあるけど、なんとかして原発を無くす方向へ持って
行きたい、その思いが強いわけです。
 
それに対する山田征さんお答えは、「それはない」 でした。
つまり、自然エネルギーの容量が増えても、原発はなくならないでしょう
ということ。
なぜかというと、そもそも原子力発電は、安定した火力発電があって
成り立つものだと。つまり、補助的なものである以上、仮になくなっても問題がないもの、
ということでしょう。
 
実際今年の夏は関西電力大飯原発1基しか動いていなかったのに、停電もなく
生活出来ました。もちろん節電はしたと思います。でも逆に原発の必要性はその程度
ということですね。ちょっと我慢すればいい。
 
そういったことがあるのに、政府は原発を動かそうとしているし、当然新規の建設も
諦めていないはず、と
 
なぜか・・・
まあそこは色々あると思いますし、なんとなく想像着くと思うけど、原発を増やすと
得になる人・企業がた〜くさんあるんでしょうね。
何万年も自然に戻らない核のゴミがでようが、それをどこかに押し付けようがぜ〜んぜん
気にならない方たちがいるんですね。きっと・・・
 
だからその仕組・構造がある以上、電気が足りないから原発が必要という論理を何が何でも
押し付けてきたわけだし、それが嘘とわかってもまた新たな論理を展開してその必要性を
刷り込むんでしょうね。
 
確かにそんなことはわかっていました。(わかっていたつもりかな?)
でも何とかして、原発を止める(無くす)ためにやれる事をやっていこうという
思いがあって、細かい点は置いといて、自分は自然エネルギーをやっていこうと考えたわけです。
 

                                                                                                                                • -

 
以上 立ち話で山田征さんから聞いたことを自分なりに解釈して、ブログにまとめてみました。
間違っていること、勘違いしていること あると思います。
別のブログで山田征さんのyoutubeを貼ってあるので是非見てください。
(自分もこれからみます)
 
そして、なにより、これが正解というふうに考えているわけではありません。
 
山田征さんの考えは間違っていないと思います。ただ、聞いた側がこれをどういうふうに捉え、
行動していくか、それはその人個人の思い考えが複雑に絡んで具体化していくものだと思います。
 
僕個人としては、メリット・デメリットを出来る限り考えて、できればいろんな知り合い・友人と
話して、自然エネルギーについて、またいろんな問題について行動していけたらいいなと改めて
思っているところです。
 
今現在はカオスです。さっちゃん(嫁)とも時間を見つけていろんな角度から話し合ってします。
 
つまるところ、自分たちが出来ることで、将来を少しでもいいものにしていくにはどうすればいいのか
ってことです。
どうしたらいいんだろうね・・・