入り口から出口まで (山田征さんとのお話から)

昨日(土曜日)にわっか屋さんに納品に行ったら、黒五郎のひろしさんと
山田征さんという方が店にいました。
 
金・土・日と3日間県内でひろしさんが主催で山田征さんのお話し会を
されていました。
 
とても行きたかったけど、畑仕事で行くのを諦めていたんですが、なんと
わっか屋さんで鉢合わせ、忙しいところを引き止めて、どうしても訪ねたい
ことを聴かせていただきました。
 
山田征さんは市民運動家で、現在は日本で大々的に進められている自然エネルギー
の導入に反対されている方です。
 
自然エネルギーに反対!? そんな方がいるんです。でもねメリットばかりが先行していて、
自然エネルギーのデメリットがなんなのか、ちゃんと考えていなかった自分としては
とても興味があったわっけです。
 
疲れていたのかなあ・・・お話し会 今回はちょっと無理だわ・・・でも気になる・・・
そんな状況でした。
 
でもねちゃんと会えるんですね。ありがたい事です。こういった一期一会を大事にして
いかなくてはいけないですね。
 
さて、自然エネルギーのデメリットのお話ですが、そのひとつ「入口から出口まで」でした。
長くなるのと、まだちゃんと整理出来ていないから簡単に書きます。
 
太陽光パネルが何で出来ていて、どういうふうな工程を経て、屋根に乗っかるのか・・・
わかりますか? 
はい、わかりません。
太陽光パネルの出力が落ちて、新しいものにたくさん交換されていっているのに、その
使われなくなったパネルがどうなるか知っていますか?
はい、わかりません。
 
馬鹿だよね・・・こんなことも知らないの自分って。本読んで、ネットで調べて、色々考えて
次世代のことなど考えて、太陽光がエネルギー源としていいのではないかと思い、それを
広げていくことが大事だ! なんて思いに至った矢先、
 
自分が大切にしている「物事には必ずメリット・デメリットがある」ということをすっかり
忘れて、考えを前へ進めていました。(なぜなら原発を無くしたいから)
 
太陽光パネルで発電するのはまあいいよ、でもそのパネルの材料がどういうもので、
その原料は何で、どこから持ってくるのか・・・ つまりそれを使うことで誰かが
苦しむ、または被害を加えているとしたら、本当にいいのだろうか?
 
これは何も太陽光パネルだけの問題ではなくて、日々生きていく中で、何を買うか?
となったときにいつも付きまとう問題です。その買う商品はどこからやってきているのか
ブラックボックスな部分はないだろうか?
 
すべて完璧にとはいかないけど、一つ一つこれをしていくことで、生活はシンプルになるし、
少しづつかも知れないけど、地球に負荷をかけずに生きていける訳で、自己満足かも知れな
いけど、小さな社会運動の始まりだと思ったりしています。
 
横道にそれたけど、今頑張ろうと思っていた自然エネルギーだけど、入口から出口までちゃんと
考えていますか? という山田征さんの問いに思いっきり胸につき刺さる何かがあったわけです。
 
つづく