そろそろ折り返し地点、いや分岐点?

今日は三連休の中日、そして雨ということで、カフェのお客さんは
少なめでした。少ないんだけど、来てくれる方がいるってだけで、ありがたいです。
子供連れでゆっくりとしていってくれたのでなお嬉しい。
 
そんなんでゆっくりと現代農業のバックナンバーを10冊くらい斜め読みして、
気になることが載ってなかったかを調べたり、来年おさえておきたいことなどを
箇条書きにしたり、いろいろとぼんやりしていました。(2時間くらい)
 
ここ最近もやもやしてて、読書も進まず、いろいろとぐるぐると考えていました。
さあっ、と腰を上げたところで山本太郎議員の問題があって、いろいろとネットで調べて、
またもやもや〜っとね。
もやもやしてても始まらないので、そうだ! と来年の計画を考えることになったというわけ。
なんといっても、野菜づくりがうちらの基本ルーティーンの核なので、なにをやるにも
ここが決まらないとかな、やっぱり。
 
まずは、年明けのからの育苗関連。今日は作るもの・購入する種・育苗する本数・ハウスの作付け図まで。
つづいて、作付けマップ、年間作付け計画、各野菜の計画・・・という流れで行きます。
来年は今年と大きくは違わないので、やることはほとんど同じです。
 
そんでもって、内容というか、どれくらい作るかが大事になってくるんですが、来年は思い切って
少し減らそうかなと考えています。
↑ このこともやもやの原因。
そろそろ野菜づくりを落ち着かせて、暮らしあっての野菜づくりに移行していきたい、でも
それでいいのか。そんなはざまで揺れていたりしてました。
 
何か一つのきっかけが、って訳ではありませんが、本を読んだり、選挙があったり、友達と
はなしたり、やってみたけどうまくいかなかったり・・・
まあまだ今年は終わってないけど、今年もいろいろとありました。あったんですよ〜
何をやるにも野菜づくりのウェイトが非常にでかい今の生活では、無理が生じる場合が
よくある。
もちろんその中でやれることをやればいいんだけど、ふと疲れた時とかに思うのは、
「別に俺は農家になるために田舎に移住したわけじゃないよなあ」ってこと。
 
野菜中心の暮らしがしたかった。子どもとの時間を増やしたかった。住・職が近い生活が
したかった。言ったらきりがないんだけど、4年以上たって以前の考えとは当然違うんだけど、
したいことができてないわと。
 
だからシンプルな暮らしといろいろな活動を一歩づつ進めていこう、かなと。
原発を中心としたこれからの様々な問題と対峙するには、どうしたって時間が必要だからね。
 
こういったことを改めて考えさせてくれたのが、この本です。

懐かしい未来 ラダックから学ぶ (懐かしい未来の本)

懐かしい未来 ラダックから学ぶ (懐かしい未来の本)

 
多分今年一番やられた本です。この間の紹介ではまだ途中だったので、あまり触れなかったけど、
これは、今考えるべく、環境・貨幣・資本主義・経済・北と南、開発・文化などがぎゅっと
詰まっています。
 
見て見ぬふりをするか、目を見開いて考えて行動するか、どちらかなんですよ。
とはいえ、自分のやり方で出来る範囲をやるしかない訳で、つまり矛盾をちゃんと
抱えて、自覚してやれよって改めて自分に思った次第です。
 
まず自分が変わらないと始まらないわ。
 
上の本、amazon以外だとあまり売ってません。無くなるのか? だとしたら絶対買ったほうが
いいです。書かれたのはかなり前だけど、今後10年たっても、それ以上たっても古びない本だと
思います。たぶん何回も読むはず。