改めて思う小確幸のある人生

ちょっと長めです。
 
最初に「小確幸」とは?
自分が一番尊敬している作家 村上春樹 が若いときのエッセイで勝手に作った造語です。
「小さいけど、確実に、幸せになれること」 という意味です。
 
小確幸、うちらが山口に移住を決めた最大のテーマといっても過言ではない くらいの大事なことなの。 
 
例えば、ってあげるときりがないんだけど、自分の思う小確幸はね・・・
・一日1杯、ないし2杯、自分が丁寧に焙煎したコーヒーを手動ミルでガリガリして、コーヒーを
 さっちゃんとシェアすること
・自分たちが作った野菜の収穫が始まり、それを使った一発目のごはんをみんなで食べること。
・毎日家族でゆっくりごはんを食べること
・一日イライラせずに過ごせたなあ〜って思って寝る時
・友だちと今日は楽しかったねと何かした後に、リスペクトしあうこと
挙げたらきりがないんだけどね。
 
要はぜんっぜんたいしたことじゃなくて、単に自分が幸せって思えばそれでいいことです。
そんでもって、この小確幸をシェアできたら中確幸に格上げできる点もいいですね。
 
うちらが急がしくっても、ちょっとハードでも、スローライフおくっているわ〜
って思うのは、毎日の中に小確幸がいっぱいあるからです。
 
やなことがあっても、次に必ず小確幸。大変なことがあっても次に必ず小確幸
もちろん山口来てからずっとそうな訳じゃないし、くじけそうになることも多々あったんだけど、
そうしたら、立ち止まっていったん戻ればいいわけで、そうやって遠回りしながら、今が
あるんです。
 
何でそんなことを書いたかって言うとね。
昨日見た福島市の子供達が2年間線量が高くて、外遊びが出来なくて、
前まで乗れてた三輪車をこげなくなったとか。
自分の宝物はと聞かれて、「友だち」って答えた少年がなぜそう答えたかって、
この二年間で避難を目的にクラスの友だちが減っていったことを意味しているんじゃないかって話しとか
 
挙げたらきりがないんだけど、そういう本当に普通のことを自分達は幸せと感じて生きている
のに、そんな誰もが本来与えられている権利をこの国は放棄し始めているっていう事実に
思いっきり打ちのめされているからです。
 
福島の子供達に寄り添うことも当たり前に大事なことだし、現実を忘れては絶対にいけないよ。
同じように、原発作業員がどのくらい亡くなっているとか、福島のこどもの甲状腺がんが2年経って
いよいよ増えてきたこととか、考えなくちゃいけないことが山ほどあるよね。
 
でもね。非難を承知で書くけど、一人一人が今、自分の言うところの小確幸の権利を改めて、
考えよう!って本気で思います。
大事なこと山ほどあるけど、まず今すぐに自分が出来ることをやってから、やりつつやろうって。
 
自分の力のなさを最大限意識して、それでも出来ることをやっていきたいです。
そして一番大事なこと それをいろんな形で出来る限り「愉しく」このブログを読んでくれている
あなたとやりたいです。
 
みんなの小確幸を話したいな。まずはそこからでしょ。
大好きなわっか屋のまいちゃんのブログ これも小確幸の話しだと自分は思うのね。
そして、まいちゃんがいろんな活動を頑張っているのはきっとこれがあるんじゃないかと、そう思って、
自分も小確幸のこと書いてみました。
 
最後に毎日毎日一緒に畑にいるうちの2番目の奏太郎。帰って来たら、一緒に畑のいちごを収穫してくれる
小菜津。君たちが当たり前のように、好きなことを出来ること、そのすべてが自分の小確幸だよ。
最後まで読んでくれてありがとうございます。
 
Thank you so much 世界に愛と平和を