とうとう! 宮城県議会「広域処理は不要」

ひなん者お話しの会のブログから

とうとうでました。今までのいろいろ悩んで、考えて、調べて、やってきましたが、
ここまできてもやれるんですか?
 
みなさんこれを読んで、一人でも多くの人に声かけをお願いします。
北九州市の震災ガレキを受け入れないことが本当に望まれているんです。 
もう広域処理が絆なんて絶対にあり得ないんです。
本当に必要な手助けを考えましょう。
 
6月22日河北新報より
「県議会VS県 次は本会議」

広域処理 是非に波及 がれき防潮堤譲らず
 東日本大震災で発生したがれきを防潮堤に活用する構想を進める県議会の「いのちを守る森の防潮堤」推進議員連盟と県の意見交換会が、21日、県議会棟であった。がれきの再利用や法を盾に慎重姿勢を崩さない県に対し、県議全員で構成する議連は猛反発。批判の矛先は県が進める広域処理の是非にも及んだ。
 
 県側は環境生活、農林水産、土木各部の担当職員計9人が出席。コンクリートや木質のがれきは埋め立てに回さず、不足する建設資材などに再利用する方針を示した。木質がれきは、廃棄物処理法の規制で埋め立てられないことも伝えた。
 
 県の「ゼロ回答」に相沢光哉会長(自民党・県民会議)は「県は国の指示に従うだけなのか」と反撃。議論を広域処理問題に広げ、「(県の試算で)がれき量は大幅に減り、広域処理は不要な状況だ。国が『やれ』というからやているだけだ」と詰め寄った。
 
 議連側は攻勢を強め、藤倉知格幹事長(同)は「被災県独自の処理案として国に提示したのが防潮堤構想だ。広域処理をやめ、県内で処理すべきだ」と主張した。
 
 横田有史氏(共産党県議団)も「がれきをどう県内で処理するかが構想の出発点。県も知恵を絞り課題を克服する道を探って欲しい」と求めた。
 
 双方の主張は平行線をたどり、議連側は議論の場を開会中の6月定例会本会議に移すことを告げ、矛を収めた。