防府市長への質問と要望書の提出

本日、「環境と自然エネルギーを考える市民の会」の方々が市長と
15分のアポイントを取って、防府市長へ直接、質問と要望書を提出しました。
りえちゃんからの連絡でこの方たちと繋がることが出来、一緒に
提出する場に立会うことが出来ました。
夫婦で悩んでいてもしょうがないので、このような場に立ちあわせてもらい、
実際市長の声を聞くことができて、一歩前に進めた気がします。
 
また、今後もこの会の方たちと一緒にこの問題に取り組んでいくことが
できるので、とてもありがたいです。
防府がこの問題の発端ですので、まず防府市民がしっかりと立ち上がることが
きっと今後大事になってくると思うので、本当に心強いです。
 
書面での要望書にはかならず書面で回答する、というのがルールだそうで、
11の質問に対して、できるだけ早く(4月中には)回答すると言っていました。
質問内容は長いので、全部書きませんが、
一言で言えば、東北のがれきを扱うことにたいして、防府市はどのくらい放射性物質
危険性を認識しているかを問う内容です。
 
・がれきの受け入れ以外の復興に対する支援はありますか?
三田尻港に搬入した際の保管場所は?
・クリーンセンターの輸送中に漏れる心配がないか
放射性物質を燃やすことで、焼却炉自体が汚染されると思いますが、その対策は?
・焼却灰はどうのように測定するのか?
・また基準値以上の値になった場合どうするのか?
・焼却炉の排気について、検査を行うのか?
・処分した後、処分場から流れでる水の検査も必要だと思いますが、どうするのですか?
・すべての作業に従事する作業員の安全対策はどうするのか?
・いわゆる風評被害が出ることが考えられるけど、どうするのか?
・今後のスケジュールと市民の合意をどう得るのか?
 
ざっとですが、こんな感じです。
正式なものが出次第、了解をとって質問と回答を載せます。
 
どのような回答が出るかわかりませんが、これにきちんと答えたら、まず受け入れは
出来ないという判断になると思います。(すごい大変なことだから)
しかし、市が単独で出来ない以上、県の考え次第ではどうなるかさっぱりわからない
そんな状況です。
 
市長との実際の会談の様子です


代表の大野さんが要望と質問を読み上げ、その後市長が考えを話しました。
その後、参加者からの質問と思いを市長にぶつける時間があり、我が嫁さっちゃんも
しっかりと、いち母としての思いを、きっとみんなが思うであろう気持ちを込めて
ぶつけていました。
15分の予定が30分くらいに伸び、そういう意味ではとてもありがたいと思いました。
 
写真見て分かる通り、TV各社と報道各社が総勢10名以上いてびっくりしました。
このあたりの根回しはこういうとき非常に大事だなと感じました。
質問内容も市議のかたに協力してもらい、色々修正されたそうです。
大野さん達のいち市民としての努力の賜物ですね。
いち市民としてみんなの気持ちを代弁されていたと思います。
 
大野さんの熱意も感じられました。
 
この時点では反対とか声をあげることではなく、いろんな人にこのことの重要さを
わかってもらうことが大事なので、そのことが防府市民に伝わるといいなと思います。
 
市長が話していた内容をここでとやかくいいませんが、正直、このがれきを受け入れる・
復興の手助けをする ということの熱意は感じませんでした。
なんでがれきの処理に手をあげたのですか? の一言がのどから何度も出そうになりました。
何がしたいの?と
 
それから放射能に対しての警戒感の薄さも気になりました。孫が6人いて、お母さんがたの気持ちは
よくわかる、子供のことはこの先の防府の未来にとって重要だ など
子供のことをしっかり考えている そうなんども言っていましたが、なんでかなあ
伝わってこないんだよね・・・
 
この気持がわからんのか!というのが無理な話しなのかな
 
というわけで、今日がスタートラインにたった日なのでしょう。
しかも仲間も出来たし、頑張るしかないっしょ
応援よろしく
 
ということで、電話お願いします。(またですが)
Tel:0835-25-2194(なんでも相談係)
この期に及んで、市長はしっかりやれと激励されたとか言っているんです・・・
一人でも多くの声を防府に届けてください。