おめでとう、そしてお疲れ様でした

今日は暖かな一日でした。
育苗ハウスも開けないと35℃になっていました。こんなに暖かいと花粉が・・・
もうそんな季節ですね。
 
今日は友人に宛てて書こうと思います。
 
博士論文の最終稿の提出、お疲れ様でした。そしておめでとうございます。
君がこの論文を出すために、頭からも体からもどれだけ搾り出して努力をしたか、
僕には想像もつかない。これまでもいくつも論文を書いて、鍛錬してきた結果として
これが書けたわけだから、ある意味大きな壁を超えたのかも知れないね。
僕は君が壁を超えた先に見えたものがどんなものなのか、ゆっくり話しをしたいよ。
 
本当におめでとう。けっして博士号にではなく、大きな壁を超えたことに対する
心からの祝福のつもりです。
 
君の 学問=生き方 というのにずっと憧れていたんだけど、たった1年やった分際で
言うのも気がひけるけど、自分も 農=生き方 にしたい、というかしようと思ってます。
野菜づくりをうまくなるのではなく、自分の生き方を出来る限り農に近づけていくことで、
もっとシンプルに、自然な形で野菜を作れるんじゃないかなと思っているんだよ。
 
だからまたゆっくり話しができたら、今君が何を考えて生きているのか、今生きるために
うちらは何を考える必要があるのか、そんなことを話したいな。

最後に君が今回の論文を書くにあたって、いつも食べているうちの野菜が力になったと言ってくれたこと
とても感謝してます。感謝の気持ちをいっぱいもらって、それを野菜に込めて、またその野菜を君に届けるよ。