こんな本読みました

2016になっちゃたけど・・・
 
2015は特に夏以降図書館通いの習慣がついたので、
子どもと一緒に行って毎回たくさん借りて読みました。
でもたくさん読んでも結構記憶に残っていない・・・
こういう読み方は良くないね・・・
まあでも興味があるなしでとにかく全方位的に読んで
少しでも現代に振り回されずに生きていきたいです。
 
戦後70年てことではないんだけど、今年はいままで若干避けていた
戦争ものを結構読みました。
その口火になったのがこれ↓

浮浪児1945‐: 戦争が生んだ子供たち

浮浪児1945‐: 戦争が生んだ子供たち

自分と同い年で初期からほとんど読んでいる石井光太の力作。
かなり衝撃を受けた本です。第二次世界大戦後に親と生き別れていたりして
浮浪児になったひとたちのその後を追った本です。
自分はこの本を機に戦争に振り回される「普通の人」の本をいくつも読みました。
 
個人的には戦争の話ほど主観が大事なことってないなという感じです。
その人が何を体験して、何を感じたか、それをいくつも読むのが面白かったです。
もちろん大局的、歴史的にあの戦争がなんだったのか的なものも読んだけどね。
 
その他面白かったのは
日本領サイパン島の一万日

日本領サイパン島の一万日

ちなみに↑の小熊英二のものは2015ベストです。
 
その他食関連では
エキストラバージンの嘘と真実 スキャンダルにまみれたオリーブオイルの世界

エキストラバージンの嘘と真実 スキャンダルにまみれたオリーブオイルの世界

これも色々考えさせられたかな。これをきっかけに2016はもうちょっと油について
考えてみようと思う。
 
資本主義ってテーマだとこれはギリシャで起こっている通貨危機のこと。いまいち情報の入ってこない
地中海エリアで起こっていることが今後の日本でも関係してくるなあ と
思っていたので、いい勉強になりました。これは逆にそうかな?って思ったんだけど、色々引っかかることがあってとても勉強になりました。
対談形式で読みやすいです。
 
 
それから今年のはじめに大いに感銘をうけたのが「山尾 三省」。くらし部門で過去最高の人
を見つけたという感じです。おおいに刺激を受けました。どれも何度も何度も読みましたね。
聖老人―百姓・詩人・信仰者として

聖老人―百姓・詩人・信仰者として

ここで暮らす楽しみ (山尾三省ライブラリー)

ここで暮らす楽しみ (山尾三省ライブラリー)

ジョーがくれた石―真実とのめぐり合い

ジョーがくれた石―真実とのめぐり合い

一番好きな本は↓これ。何回読んだかな? 好きとしか言いようがない。
狭い道―子供達に与える詩

狭い道―子供達に与える詩

↓これはベスト的な本です。はじめに読むならこれかな。
銀河系の断片

銀河系の断片

 
伊勢崎さんも何冊か読んだけどこれが一番読みやすいかな 内山節さんも何冊か読んだけど、はじめに読んだこれが一番かな?
新・幸福論: 「近現代」の次に来るもの (新潮選書)

新・幸福論: 「近現代」の次に来るもの (新潮選書)

 
他にもあったと思うんだけど・・・いまいち思い出せん。