5年かかりました

今日は久しぶりの雨、しとしとだけど十分です。だって1日からまともに降ってなかったからね〜
なんか10月はずっと水まきだったなあ。(他の仕事が少なかったから大変ではなかったけど、飽きました)
 
雨が降るってことでセルの葉物植えて、イチゴを補植して、早生タマネギの半分を植えて、と
貴重な雨に合わせて植えました。昨日は中耕、追肥もな何ヶ所でしました。
 
さてタイトルの5年ってのは圃場の整備のことです。
うちの畑は、畑の前は田でした。それじゃあ出来んてことで、父が暗渠工事をして、
始めた矢先にできなくなったところで自分が引き継ぎました。
(暗渠とは畑にコルゲート管を埋めて、染みこんだ水をマスに流れこむようにして、そこから
排水できるようにしたものです。)
 
その畑で1年目はトラクターで全面耕うんして畝立てて、と作りましたが、とにかく
水はけが悪く、夏の大雨で一部が水没しました。
 
それでない知識で色々考えて、トラクターでの耕うんを止めることにしました。それでも
ウネの高さが足りないので水が溜まりがちになるってことで、今度は畝と畝の間の溝を
広くすることにしました。溝の土を上げればウネも高くなるしね。
最初は田の字を書くようにやっていき、少しずつすべての溝を上げていったのです。
(溝の幅の理想はうねと同じだけど、それはほんとに大変なので、クワ3つ分が現状です)
 
これがまあ重労働でした。ほぼすべて手作業だったし、最初はいつの時期がやりやすいかとか
全然わからなかったので、解決策はわかったのにちょこっとずつしか進まないという現実。
結構精神的にもキツかったけど、これしかないと。
実際やればやるほど少しずつ水はけが良くなっていきました。
そんでもって、水はけが良くなるとやれてないところも当然それまでよりはやりやすくなるので、
ここ2年ほどはそれまでよりも速いスピードで進みました。
 
長くなりましたが、それでとうとう昨日「メイン」と呼んでいる一番使っている畑がとうとう
すべての溝を一度あげたじょうたいになったのです!
なんですが、特別のよろこびはなくってようやくスタートラインか〜 とつくづく思いましたね。
来年からは整備ではなく、作るもの・時期によって再整備するだけになるので、本当に本当に
楽になります。
 
まあでも2番めに使っている「中」という畑は半分ほどなので、こちらはまだまだ。
それでもなんだろ気は楽になるよね。それと来年からが楽しみです。
 
それから、当初からの目標である「体に負担をかけない、楽(らく)する野菜づくり」を本格的に
移行したいと思います。