雑草とり 本番です

梅雨前にも結構刈っておいた雑草ですが、梅雨明けしたこの時期にとにかくしっかり刈っておきます。夏はどんどん伸びるので刈っても刈っても追いつきませんが、早め早めがポイントです。
 
雑草刈りなんて農家は大変・・・と思うと思いますが、大事な仕事です。
去年は嫌だったので適当にやっていたら、まあ大変な事になりました。なので今年はいろいろ考えてやっています。
 
ポイントは野菜の成長のために使うということです。
これならむしろやらなくちゃ!となりますね。
 
1.黒マルチの上に敷く
黒マルチはあまり使わないようにしていますが、主に長期のもの、地這いなもの、水分が欲しいものに使っています。
今使っているのは、 シカクマメ、空心菜、さつまいも、地這いきゅうり、地這いトマト、金うり、大豆 です。
 
これらには梅雨明けと同時に(梅雨明け前からも)しっかり刈草をのせます。大きなかごをもって刈って運んでのせていきます。それからマルチの張り方を変えて、ウネの上だけかけるようにし、肩に伸びてくる雑草を刈ってはのせていきます。
野菜は全部ではないですが、直根と浅根があり、黒マルチむき出しだと地表面に近い浅根が熱くて痛んでしまいます。先生によると真夏は60℃位になるそうで、先生は6〜9月は黒マルチはしない方がいいとまでいいます。
きゅうりと小豆

 
2.作物の株元、ウネの上に載せる
全部だけど、とくに ナス、ピーマン、とまと、きゅうり、
↑と同じで浅根を守るため株元にじゃんじゃんのせていきます。最初は畝の上のを刈ってのせ、さらには他から刈ってきてのせていきます。もともと株元にはもみがら、竹チップがあるのですが、夏になるとさすがに雑草が生えてくるので、その前にのせます。
 
こうしておくと、
1.水やりの回数が減ります 
2.適度な水分が保たれるので、肥料切れも少なくなり、表面の微生物も死なずにすみます。
3.風通しが良くなります
トマトとナスとオクラ


 

こうして書くとすごいやるかのようですが、あくまで適度です。雑草があってはダメではないです。(と思っています)体力勝負の夏に無理は禁物です。
 
ちなみに畑の中は普通の鎌を使います
使う度に軽く砥石で研いでいます。 切れ味命!切れない=疲れます。